容器で育てる場合、土選びはかなり重要なことです。
まず、適度の保水性があり、水はけの良いこと、木に合った酸度であること。とはいってもその家の管理や環境によってかなり変化します。
ホームセンター等で扱っている培養土も、かなり研究されて良い物が出回っているようですが、それぞれの特性を参考に、ご自分でいろいろ試してみるのも、また楽しいものですよ。
基本用土
鹿沼土 |
軽石土で黄灰色の酸性土で通気・保水性ともに優れる。 保肥性劣る。 PH 5.75 |
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赤玉土 | 赤色の弱酸性土で通気・保水・保肥性ともに優れる。 PH 6.25 |
川砂 | 水はけが良く通気性に優れる。保肥性無し。 PH 6.5前後 |
中性用土
パーライト | 黒曜石等を焼いた物で、通性に富み保水性もある。 保肥性無し。 PH 7.0 |
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赤玉土 | 蛭石を焼いた物で、保水・保肥性良通気性劣る。 PH 7.0 |
川砂 | 火山噴火砂礫で、軽く通気性に優れる。保肥性無し。 PH 7.0 |
土壌改良用土等
腐葉土 | 落ち葉を堆積化した物で、通気・保水性良。 PH 6.0前後 |
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ピートモス | 寒冷地の水苔が堆積したもので、保水・通気性ともに良。 PH 4.0前後 (PHの値は絶対値ではなくある程度の範囲があります) |
用土の配合例
保水 | 保肥性のある土=赤玉土6:砂礫1:腐葉土3 |
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料もちの良い土 | 赤玉土5:鹿沼土2:砂礫1:腐葉土2 |
水はけの良い土 | 鹿沼土5:砂礫3:腐葉土2 |
酸性を好む木の場合 | 赤玉土3:鹿沼土3:ピートモス3:砂礫1 PH調整はピートモスの加減で調整) |